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2020.9.18 造園・土間コンクリートのリフォームが増えています!こんにちは。
9月も中盤になりましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私たち喜神サービスは総合リフォーム店として様々な工種を行っていますが、最近少しづつ増えてきているリフォームに造園・土間コンクリート打ちのリフォームがあります。
土間コンクリートとは、主に駐車スペースや門・玄関までのアプローチ、犬走りと呼ばれる家まわり、裏口まわりのサービスヤードなどの地面をコンクリートにすることです。
今回はそんな土間コンクリートについて紹介したいと思います。
まず土間コンクリートの利点を紹介します。
①地面をコンクリートにすることで、雨の日には土の泥濘で汚れることなく、草も生えてこないので掃除やお手入れが楽になります。
最近では共働きにより、庭のお手入れの時間がない方や、高齢になられた事で掃除を楽にしたい方が増えているので土間コンクリート工事を依頼される方が増えています。
②一番の特徴としては何といっても耐久性が高いことが上げられ、車などの重量物に耐えることや、ウッドデッキを設置する土台にしたり幅広い用途でご利用いただけます。
大切な車を土の上に駐車していては、雨の日には汚れてしまう事や、小砂利を敷いただけだと強風時に傷がつく可能性があります。
またウッドデッキを設置するにしても足場がしっかりしていないと傾いてしまう恐れがあります。
土間コンクリートは主に3層の構造になっており、地面に砕石を敷き詰め、その上にコンクリートを流し込みます。
また耐久性を上げるためコンクリート内部には鉄筋(ワイヤーメッシュまたは溶接金網)を入れて、重量のある車両やウッドデッキなどに耐えうる耐久性がある為、工事を依頼される方が増えています。
※コンクリート上は雨水等が溜まらないように水勾配(傾斜)をつけ、水捌けをスムーズにすることで、水たまりもなく乾きも早くなります。
土間コンクリートの打設は庭や駐車場などの掃除・お手入れに悩まれている方や、雨の日に地面・足元が汚れることにお悩みの方におススメです。
また最近では新築住宅を購入された方でも、外溝がそのままだった為依頼される方も増えています。
【土間コンクリートの施工手順】
1.土を掘削する。
コンクリートを流し込部分の高さや周囲との高さ調整のため、表面の土をショベルカー(ユンボ)やシャベル(スコップ)で掘削します。
※重機を使用する際は工事音により近隣住宅に迷惑がかかる恐れがある時は、事前に通知を行います。
2.砕石を敷き詰め。
コンクリートの沈下を防止や施工面を均一にするため、砕石と呼ばれる砕いた石を敷き詰めます。
3.砕石を固める。
自重の重さや重量物で沈まないように基礎部分の下地として砕石を転圧機などで押し固めます。
4.ワイヤーメッシュ(溶接金網)を設置。
コンクリートの強度上げや、耐久性を上げる為にワイヤーメッシュ(溶接金網)をコンクリート打設する箇所に張り巡らせます。
5.コンクリートを流し込む。
コンクリートミキサー車やトラックで運搬したコンクリートを流し込みます。
6.表面を仕上げる。
表面を綺麗にならしていきます。
また水がしっかり排水できるように勾配にも気を付けて仕上げます。
最近では装飾にスタンプコンクリート(※)をされる方も増えていますが、表面加工はコンクリートが固まる前に行ないます。
注:コンクリートが硬化するまで時間がかかる為、コンクリート打設後に養生期間として日数を空ける必要があります。
(※)スタンプコンクリート
コンクリートが柔らかい段階で模様のついた型を押し付けて模様を写し、表面に凸凹のある模様を施す工法になります。
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【外溝工事について】
土間コンクリートの工事が増える中で、一緒に工事を依頼される工種もあります。
1.カーポートやゲートの設置
駐車場の土間コンクリート打設をする際、一緒にカーポートやゲートを設置される方も増えています。
カーポートやゲートの設置には基礎となる柱を立てないといけません。
その基礎柱を立てる穴掘る際を、土間コンクリート施工時の掘削時に一緒に行う事で工事を一回に減らせることが出来ます。
土間コンクリートで地面を施工することで愛車の足元を保護し、カーポートで天井・ゲートで前を守ることが出来ます。
2.フェンス設置・門扉取り換え
土間をコンクリート打設する際、目隠しにしていた木を伐採してフェンスを設置される方も多くいます。
またフェンス及び門扉に対して土間をスタンプされたりすると洋風の雰囲気になる為、フェンスも門扉もそれに見合ったデザインに変えられる方もいます。
3.門・玄関(アプローチ)の介護・バリアフリー化
足元をコンクリートにする事で、土の泥濘などに躓く心配は減りますが、転ばないように手摺を設置される方や、階段をスロープにされる方なども多くいます。
実際土間コンクリートの工事をされる方の中には高齢になり庭のお手入れが大変になってきた方たちもいる為、手すりや段差を減らすバリアフリー化や、将来車椅子でも通れるようにスロープなどの介護リフォームをされる方も多くいます。
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土間コンクリートの工事が増えてきたのには、庭の手入れなどの時間削減や、足元の汚れや安全の問題、より生活しやすい環境づくりなど、今の生活環境をより良いモノにするのに選ばれてきているリフォームなのかもしれませんね。
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