施工実績 リフォームで永く保たせる外壁改修塗装

ひび割れが多数出てきており、落下してくる危険もあったことから工事を考えていました。
色も自分の好みの色にして、今後も末永く保たせたいと思っていました。

今回のリフォームは南城市にある住宅の外壁の改修工事と塗装工事になります。
外壁には爆裂（※１）と呼ばれる傷みが多数あり、ひび割れからは白華現象（エフロレッセンス：※２）もあったので、塗装する前に徹底的して下地を綺麗に改修していく必要がありました。
爆裂しているコンクリートは全て斫り落とした後、中の鉄筋の防錆処理を行い、経年劣化しているコンクリートは劣化を抑制し中性化・塩害・アルカリ骨材反応による鉄筋コンクリートの損傷部分を補修する処理（※３）を行った後、型枠を組んで新たに生コンを流し込んで修復していきました。
仕上げの塗装では、施主様のご要望に合わせて数パターンのカラーシミュレーションをお出しし、打ち合わせしながら決めていきました。
（※１）「爆裂現象」
ひび割れ（クラック）などから雨水が浸入し、コンクリート内の鉄筋を腐食し、その錆により鉄筋が膨張してコンクリートが押し出されることを指します。
悪化した時には、コンクリートの剥離から鉄筋が露出した状態となり、コンクリートの落下や建物的にも危険な状態になります。
爆裂がある場合、その付近の鉄筋まで腐食している可能性が高いく、 錆びが進行して他の箇所も剥落してしまう恐れがある為、早急に補修することをお勧めします。

（※２）「白華現象（エフロレッセンス）」
ひび割れなどの隙間から雨水などの侵入によって、コンクリート内の成分（炭酸カルシウム）が流出し、白い結晶状の物質を付着させながら外壁に白い跡を付ける現象。
主に漏水が原因となっており、原因となっている箇所の防水工事やクラック補修をすることで直していきます。

（※３）ＢＲ工法
コンクリート構造物等の劣化を抑制し中性化・塩害・アルカリ骨材反応による鉄筋コンクリートの損傷部分を補修すると同時に、本来の機能を回復させます。
特徴として、中性化・塩害・アルカリ骨材反応による鉄筋コンクリートの損傷部分を補修。コンクリート構造物の劣化を抑制するし本来の機能の回復。コンクリートの劣化状況・目的等に応じて様々なシステマチックにコンクリートの機能性回復を行うことが可能。

建物に爆裂や劣化などの傷みが多々あり、大がかりな工事になりましたが、近隣の方のご協力もありスムーズに工事を進めることが出来ました。
 無事に工事を完了することが出来て良かったです。
 また何度も打ち合わせをして色を決める事で、最終的に施主様に満足して頂くことが出来てとても嬉しく思います。

株式会社喜神サービス
豊見城営業所　伊良皆　貴紀

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こちらの要望を聞いてもらいながら、専門の立場からの的確なアドバイスや提案をして頂きました。
工事後の仕上がりもとても良く大変満足しています。